top of page

​最新情報

  • 執筆者の写真日本18世紀学会事務局

日本18世紀学会研究会


報告者:小関武史(一橋大学)

コメンテーター:逸見龍生(新潟大学) タイトル:切り裂かれた『百科全書』

要旨:一橋大学社会科学古典資料センターが所蔵するジュネーヴ版『百科全書』第2巻には、ページを切り取ったり文章の一部をインクで塗りつぶしたりした跡が随所に見られる。それらは偶然の事故ではなく、ある時期の所有者が明確な意図をもって施した損傷行為であるように思われる。一体誰の所業なのか。損傷箇所を具体的に検証しつつ、謎に迫りたい。

日時:2019年12月21日(土)15時45分~16時45分 場所:一橋講堂 特別会議室101 東京都千代田区一ツ橋 2-1-2 学術総合センター内 http://www.hit-u.ac.jp/hall/accessjp.html 主催:日本18世紀学会

問い合わせ先: jsecs18[[at]]gmail.com([[at]] を @ に)

協賛:「啓蒙の言説圏と浮動する知の境界:貴重書・手稿・デジタル資料を総合した18世紀研究」(科研費基盤研究B)研究グループ、および「『百科全書』の編集史的研究:知の生成と転位」(科研費基盤研究B)研究グループ。


備考:一般参加可・事前予約不要

最新記事

すべて表示

人文学の学校KUNILABO ブックトークシリーズ2023 「『啓蒙思想の百科事典』で啓蒙思想に入門する」 日本18世紀学会の記念事業として『啓蒙思想の百科事典』が刊行されました。 事典は人文学のような学術にとっての最大の入口=ゲートの一つでもあるべきものです。しかし、実際には事典というものをどのように扱ってよいのか、戸惑う人も多いことでしょう。通常の書籍と違って、事典はどのページを開いて、どこか

本学会の創立から現在に至るまで日本18世紀学会の活動を支えていただきました水田洋会員が2023年2月3日、老衰のため名古屋市内の病院でご逝去なさいました。 水田洋先生は、軍国主義による知の閉塞の時代のなか若き学徒として学問を始められ、捕虜収容所の経験を経て帰国、戦後は、多くの同時代の世界的研究者と交流しながら、該博な学識と自由な批判精神をもって学界を牽引し、アダム・スミス研究を始めとする啓蒙思想研

bottom of page