【訃報】水田洋会員ご逝去について本学会の創立から現在に至るまで日本18世紀学会の活動を支えていただきました水田洋会員が2023年2月3日、老衰のため名古屋市内の病院でご逝去なさいました。 水田洋先生は、軍国主義による知の閉塞の時代のなか若き学徒として学問を始められ、捕虜収容所の経験を経て帰国、戦後は、多くの同時代の世界的研究者と交流しながら、該博な学識と自由な批判精神をもって学界を牽引し、アダム・スミス研究を始めとする啓蒙思想研
『啓蒙思想の百科事典』刊行のお知らせこのたび丸善出版より、日本18世紀学会が編纂の主体を務めた『啓蒙思想の百科事典』(日本18世紀学会 啓蒙思想の百科事典編集委員会編)が刊行されました。長尾伸一編集委員長による「刊行にあたって」の言葉を引くと、「本書はわが国で初めて出版される啓蒙思想の事典」であり、「啓蒙思想の全体を通覧できる事典は今まで存在しなかった」と言えるものです。内容については、版元の紹介ページをご覧ください。啓蒙思想につい
ウクライナ危機に関する国際18世紀学会執行委員会決議2022年8月8日、国際18世紀学会のPenelope J. Corfield会長は以下のようなメッセージを発出しました。 2022年8月4日、我々は、現在の戦争危機に対応するため、慎重な議論の後、ウクライナとロシアそれぞれの学会からの声明に照らして、一つの大きな決定を行った。両国の声明に関しては、同日、オンラインで参加した両国の代表が発言し、補完した。 以下の4項目のISECS方針声明は、参考の