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  • 日本18世紀学会事務局

ウクライナ危機に関する国際18世紀学会執行委員会決議

2022年8月8日、国際18世紀学会のPenelope J. Corfield会長は以下のようなメッセージを発出しました。



2022年8月4日、我々は、現在の戦争危機に対応するため、慎重な議論の後、ウクライナとロシアそれぞれの学会からの声明に照らして、一つの大きな決定を行った。両国の声明に関しては、同日、オンラインで参加した両国の代表が発言し、補完した。


以下の4項目のISECS方針声明は、参考のために配布される。


国際18世紀学会執行委員会は以下の4つの事項を決議した。


(1)ウクライナ国民に対する全面的な支持と、ロシア連邦によるウクライナ侵攻に対する抗議を、あらゆる手段を用いて積極的かつ公式にあらためて宣言することを決議した。この侵攻はウクライナの主権領土に対する侵害であるだけでなく、国連憲章の原則に対する直接的な攻撃である。


(2) ISECSの役割は、研究者同士が意見や研究を議論するための自由で開かれた国際的なネットワークを維持することである。時代背景にかかわらず、禁止や追放はおこなわない。


(3)ウクライナの研究者が、研究、出張、学会への出席をする際に支援する特別な奨学金制度を創設すること。


(4) 次回、2023年にローマで開催される国際18世紀学会大会においては、ロシア連邦の研究者の参加を個人の研究者として歓迎すること。ロシアからの参加の場合、国・地域・大学の所属を大会の公式文書に記載することはしない。


今後、ウクライナとロシアの両学会とさらに議論を重ねる。また事態の進展の合わせ、引き続き検討をおこなう。


国際18世紀学会会長 ペネロピ・コーフィールド


==原文==


On 4 August 2022, we made one big executive decision, in response to the current war-crisis, after careful discussion, and in the light of statements from the Ukrainian and Russian Societies respectively, which were augmented by two virtual representations on the day.


The following 4-point statement of ISECS policy is circulated for information:


The EC resolves (1) to reaffirm, positively and publicly by all means available, its total support for the Ukrainian people, and its opposition to the Russian Federation's invasion of Ukraine, which is not only a violation of Ukrainian sovereign territory but also a direct assault upon the principles of the United Nations charter.


(2) to uphold the role of ISECS as an international forum for the free and open exchange of views and research among scholars, without bans or prohibitions, in difficult times as well as in good times.


(3) to create a special bursary scheme, to support research, travel and/or conference attendance by scholars from Ukraine.


and (4) to welcome scholars from the Russian Federation, if attending the next ISECS Congress in Rome 2023, as individual scholars, without displaying in the Congress documentation any national, regional or University affiliations from within Russia. END STATEMENT


Further discussions will follow with both Ukrainian and Russian Societies; and the situation will remain under review, as events unfold.


Penelope Corfield



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